アンティーク風食器棚の窓ガラスの修理を依頼したときのこと

antique_cupboard
インテリアコーディネーターの勉強を始めてから、家具にはかなりのこだわりを持つようになりました。そしてそのこだわりを持った家具調達の一環で手に入れたのがアンティーク風の食器棚です。この食器棚の特徴としては、かなり古い物のように見える反面、色に味があってとても高級感があるということでしょう。またガラス部分がかなり凝った作りになっていますので、眺めているだけでも幸せな気持ちになるのも大きなポイントです。しかし、このアンティーク風の食器棚のガラス部分が壊れてしまうというトラブルに苛まれてしまいました。そのため、修理を依頼することになったのです。

どのようにしてそのガラスが壊れてしまったのかというと、アンティークの特性かもしれませんが古くなってしまったことからガラスが使い痛めのような状態になっていたので、小さな傷が入ってそこから一気にひび割れが起こったのかもしれません。なので個人の力ではどうしようもなく、結果的にプロの方に修理を依頼するしかありませんでした。

その修理を依頼したプロの方は、最初はどのようなガラスの修理でも十分請け負うことができますとおっしゃっていたにもかかわらず、いざこのアンティーク風の食器棚を見ると「これは難しいかもしれない」という発言をされました。それはなぜかというと、このアンティーク風食器棚のガラスは部分的に本物の金を使用した細工がなされており、それを完全に再現することが難しいと判断されたからでした。そのため、確実にガラスの修理を行おうと考えるのであればガラス職人のような人に頼まなければならないという話にまでなってしまったのです。そして費用のほうもかなりかかるとのこと。

この話を聞いて、結局依頼した修理は取りやめになりました。なぜかというと、そこまでして修理を行う必要がないと判断したこと、そしてひび割れもアンティークのとして楽しめる要素ではないかと考えたからです。