部屋数の多いお家にもなると、どうしても外からの光を取り込みにくいお部屋ができてしまったり、風通しの悪いお部屋ができてしまったりするものです。従って、例え小さな小窓であっても採光という面では大きな効果をもたらすことがあります。また、部屋同士の壁に室内窓を取り付けるだけでも、採光効果が出たり空間が広がってみえるようになったりするものです。
さらに、近年では窓枠や窓ガラス自体にも様々な種類があります。そういう意味では、窓を変えるだけでもお部屋の印象は随分と変わるでしょうね。例えば、部屋同士の壁に取り付ける窓ガラスの場合には、カラーグラスやお洒落なすりガラスなどがあります。あるいは、畳が敷いた和風のお部屋にある仕切り障子のガラスにも、上半分が透明ガラスで下半分が絵模様の入ったすりガラスなどを取り付けるとお洒落でいいでしょうね。さらに洋風のお部屋には、お洒落なブロックガラスを取り付けると部屋同士を仕切る壁の役目を果たしてくれるだけでなく、採光効果もあるので部屋全体が随分と明るくなるでしょうね。
それから外壁に取り付ける窓ガラスにも、様々な機能ガラスが流通しているようですね。例えば、断熱効果や遮熱効果のある複層ガラスを始めとして、台風や防犯対策として取り付ける窓ガラスもあります。とくに安全面を配慮した窓ガラスの場合、2枚のガラスの間に強靭なプラスチック製の中間膜が入っているので、ガラスの破片が飛び散るというような心配も要りません。しかも、近年の空き巣の侵入手口でもある窓ガラス破りに対しても、ガラスが貫通しにくいという特長があるために、例え空き巣であってもそう簡単には侵入することができなくなるでしょうね。そうしたことからも単なる窓ガラスであっても我々人間が生活する上においては、居住性や安全面など様々な役目を担っているといえるでしょうね。